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プロスポーツを日常的に楽しむブログ

実況パワフルプロ野球_不朽の名作

パワプロについて綴ります。

パワプロとは「実況パワフルプロ野球」の愛称で日本で最もメジャーと言っても過言でない野球ゲームです。

野球ゲームながら、その魅力はここで語り尽くせないほど多く、野球以外の部分でも注目を浴びている作品です。

本日はパワプロの魅力の一部分を記事にしたいと思います。

 

シリーズによってモードは異なりますが、代表的なモードは以下の通りです。

これ以外にもありますが、今回はおすすめしたいモードを記載しています。

1 対戦モード

2 ペナントモード

3 サクセスモード

4 栄冠ナインモード

5 パワフェスモード

 

1 対戦モード

文字通り、野球をプレイするモードです。

パワプロはNPB12球団のリアルな球団データが登録されており、選手の能力値も実際の選手の成績を元に設定されています。

プロ野球ファンの方であれば、選手の能力がどうなっているか見るだけでも楽しめると思います。

肝心の対戦アクションについても、近年のシリーズではキャラクターのモーションがリアルです。投手・野手ともに選手の固定フォームが存在しており、ホームラン後のパフォーマンスにも専用モーションが搭載されているなど、細部までファンの心をくすぐる仕様となっています。

選手のキャラクターはパワプロ君というドラ○もん体型のキャラクターを操作するのですが、近年は顔や体型などリアルな選手の特徴に合わせたデザインが施されております。2011年からリアルな選手の特徴を反映する仕様になったと記憶していますが、当時は感動しました。

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(画像:初期〜中期シリーズの選手キャラクターは全て同じ顔のデザインでした)

2 ペナントモード

一つのチームを選択して、ペナントレースを戦うモードです。

試合をこなしていくのみならず、ドラフトやトレード、外国人補強といった戦力強化。キャンプや選手の海外留学派遣といった選手育成など、マネジメント面もプレイヤーが操作できる点が魅力です。

監督やGMになった気分でチームを運営していく楽しさを体感できます。

対戦をプレイするのが面倒という方は試合をスキップして、マネジメントだけを操作することも可能です。

現実世界で設定されているような個人タイトルや歴代記録もゲーム内に反映されているため、プレイヤーが運営するチームが残したチーム・個人成績を歴代記録と比較しながらプレイしていくのも楽しいかもしれませんね。

3 サクセスモード

パワプロの1番の魅力はこのサクセスモードという意見が最も多いかもしれません。

アドベンチャーゲーム形式でオリジナル選手を作る、他の野球ゲームでは見られないパワプロ独自のモードです。

シリーズごとにアドベンチャーシナリオが用意されているため、歴代で数えると膨大なシナリオがあり、それに伴い多数の魅力的なサクセスモードオリジナルキャラクターが誕生してきました。

個人的にはサクセスモードの1番の魅力は個性豊かなキャラクターたちだと考えています。シナリオ自体もユニークで時には感動する物語が用意されていますが、サクセスキャラクターがその物語を魅力的なものに仕立て上げてくれます。

物語の舞台は大きく分けて「高校野球編」「大学野球編」「社会人野球編」の3つに分類(これ以外のストーリーも多々あります)されます。

プロ野球選手を目指す主人公(オリジナル選手)が活躍する舞台としては一般的に考えられる設定ですが、物語や登場人物がとてもユニークでついついその世界観に没頭してしまいます。必ずプレイをおすすめしたいモードの1つです。

4 栄冠ナインモード

プロ野球とは離れて、プレイヤーが高校野球チームの監督となり甲子園を目指すモードです。高校野球の世界観で選手育成やチームマネジメントを体感できるのがこのモードの面白い部分で、日々の練習以外に部員の学力試験や、卒業式、卒業生の部活訪問など現実世界の部活動をイメージしたプレイ環境となっています。

チームの育成方針に合わせて練習メニューを決めたり、他校と練習試合を組んだりと高校野球監督のタスクをプレイヤーが体感できるモードです。

数年単位でプレイする前提のため、特定の選手に愛着が湧いたり、特定の世代に思い出ができたりと早送りの別人生を感じさせてくれるような気持ちになるかもしれません。

テンポよく進行できるため、時間を忘れて何時間も連続でプレイしてしまう中毒性が個人的にあると思います。それだけ魅力的なモードと言えます。

プレイする年代を選択できるのも特徴の一つなのですが、OB・現役選手が実際に高校に入学した年代にプレイヤーが操作する高校に入学してくる仕様は最高です。

当該選手は汎用選手と違って、初期能力も高いので、その世代の中心になるケースが多いです。

5 パワフェスモード 

最後に紹介するモードは近年のシリーズで登場したパワフェスモードです。

プレイヤーがオリジナルチームを操作して、大会の頂点を目指すというシンプルな設計ですが、このモード最大の魅力は対戦相手及び登場選手が歴代のサクセスモードで登場したチームやサクセスキャラクターで構成されている点です。

パワプロファンには たまらないモードですね。搭載された当時は感動しました。

歴代作品をプレイしてきた方はこのモードをプレイしながら当時を懐古することになるかと思います。登場チームの対戦曲は当時のサクセスBGMが採用されており、その点も鳥肌ものです。パワプロを愛する方々に是非プレイしていただきたいモードです。

 

簡単ではありますが以上が各モードの紹介となります。

ここには書ききれないほどの魅力が詰まった作品で、アプリでも手軽にプレイすることが可能です。

未経験者の方が興味をもつきっかけになれば嬉しいです。

 

 

 

UEFAクラブランキング_サッカークラブの世界ランキング

主要国の新シーズンが開幕し、先日はチャンピオンズリーグのグループステージ組み合わせも決まりました。

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本日は最新のクラブランキングについて記事を書きたいと思います。

最新のUEFAクラブランキングは以下となります。

 

UEFAクラブランキング】

1位:バイエルン・ミュンヘン

2位:レアル・マドリード

3位:FCバルセロナ

4位:アトレチコ・マドリード

5位:ユベントストリノ

6位:マンチェスター・シティ

7位:パリ・サンジェルマン

8位:FCセビージャ

9位:マンチェスター・ユナイテッド

10位:FCリヴァプール

 

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【算出方法】

クラブランキングは、UEFA主催の大会の組み合わせ抽選における「ポット」を決めるために使用されます。公式戦での戦績を元にランキングが算出されます。

前述の方法で算出したポイントに、各クラブが所属するリーグの同シーズンのカントリーランキングのポイントの20%を足したものが、当該クラブの1シーズンのランキングポイントになり、カントリーランキング同様小数点以下第3位まで計算し、過去5シーズンのポイントの合計でランキングが決定されます。

※カントリーランキングについてはこちらを参照ください

簡単に説明すると、そのクラブの戦績に加えて、そのチームの所属するリーグがヨーロッパの主要大会で収めている戦績もランキングに影響するということですね。

(本日時点のリーグランキングは上からスペイン、イングランド、ドイツの順です)

 

最新のクラブランキングでは前年のヨーロッパチャンピオンであるバイエルンミュンヘンが1位となっています。リーグ戦でも近年王座を明け渡していませんし、安定してトップレベルを維持しています。

2位、3位、4位はスペイン勢が続きます。国内のみならずチャンピオンズリーグでも好成績を近年残している3チームですね。

個人的にはプレミアリーグ勢がトップ5に1チームも入っていないことが意外でした。

群雄割拠のプレミアリーグではマンチェスターC、リヴァプールが戦力的に国内では抜けている印象ですが、昨年のチャンピオンズリーグでは両チームともベスト4に残ることができませんでした。今年はイングランド勢に昨年の雪辱をはたしてもらうことでCLの舞台を盛り上げて欲しいですね。

 

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UEFAチャンピオンズリーググループステージの組み合わせが決定

2020-21シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ抽選会が10月1日にスイスで行われ、グループステージの組み合わせが決定しました。

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グループステージ組み合わせは以下のとおり。

【グループA】
バイエルン(CL王者/ドイツ)
アトレティコ・マドリー(スペイン)
ザルツブルク(オーストリア)
ロコモティフ・モスクワ(ロシア)

【グループB】
レアル・マドリー(スペイン)
シャフタール(ウクライナ)
インテル(イタリア)
ボルシアMG(ドイツ)

【グループC】
ポルト(ポルトガル)
マンチェスター・シティ(イングランド)
オリンピアコス(ギリシャ)
マルセイユ(フランス)

【グループD】
リヴァプール(イングランド)
アヤックス(オランダ)
アタランタ(イタリア)
ミッティラン(デンマーク)

【グループE】
セビージャ(EL王者/スペイン)
チェルシー(イングランド)
クラスノダール(ロシア)
レンヌ(フランス)

【グループF】
ゼニト(ロシア)
ドルトムント(ドイツ)
ラツィオ(イタリア)
クラブ・ブルージュ(ベルギー)

【グループG】
ユヴェントス(イタリア)
バルセロナ(スペイン)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)
フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)

【グループH】
パリ・サンジェルマン(フランス)
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
RBライプツィヒ(ドイツ)
イスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ)

 

私が注目するのは【グループG】【グループH】です。

メッシとクリスティアーノロナウドが再び対戦をすることになったグループGのユヴェントスバルセロナ の対戦は世界が注目する戦いになりそうですね。

ロナウドがイタリアに渡ったあとも変わらず両名はチームの主力として活躍しています。新たな仲間と共に戦い、グループステージ首位通過をするのはどこのチームになるのか楽しみです。(スアレスがユーヴェに移籍していればなお面白かった)

 

グループHが今期CLの死の組となりました。

前年準優勝のパリ、昨シーズン後半戦衝撃的な快進撃でCL枠を勝ち取ったユナイテッド、前年初のクラブベスト4を達成したライプツィヒ

この三つ巴は興味深い戦いになりそうです。

ぱっと見、パリが圧倒しそうな見方もできますが、今シーズンはここまでほとんど補強をしていない上に長年チームを支えてきたチアゴシウバが退団、リーグアンでの人種差別問題があがるなどバタバタしており、他の2チームが付け入る隙は大いにあります。

 

今年は全体的に強豪と中堅がバランスよく別れた印象ですね。

世界で最も権威ある大会と言われるチャンピオンズリーグですが、今年はどんなドラマがあるかとても楽しみです。

プレミアリーグプレーバック_リヴァプール対アーセナル_09/29

9月29日に行われたリヴァプールアーセナルの試合について綴ります。

結果はリヴァプール3−1アーセナルでした。

スターティングメンバーは以下の通り。

 

リヴァプール【ホーム】

GK:アリソン

DF:ファンダイク、ジョーゴメス、ロバートソン、アーノルド

MF:ファビーニョ、ケイタ、ワイナルドゥム

FW:マネ、フィルミーノ、サラー

 

アーセナル【アウェイ】

GK:レノ

DF:ティアニー、ダビド・ルイス、ホールディング

MF:ベジェリン、メイトランド・ナイルズ、ジャカ、エルネニー

FW:オーバメヤン、ラカゼット、ウィリアン

 

リーグ開幕前のコミュニティシールドではPK戦の末アーセナルが勝利を収めました。

リーグ戦序盤で早速の再戦となった両チームは共に開幕連勝同士の対決となります。

予想通り、リヴァプールがボールを保持し、アーセナルが自陣に引き込む形となりました。リヴァプールは得意のサイド攻撃とロングボールを利用したダイナミックな展開でアーセナルを揺さぶり、終始場を支配します。

アーセナルも防戦一方というわけではなく、機をみてカウンターをしかけます。

前半25分ロバートソンのミスもあり、ラカゼットのゴールでアーセナルが先制。

しかし、リヴァプールも前半34分主攻サラーの突破から最後はマネが押し込んですぐさま同点とします。さらにその6分後にはリヴァプールではお馴染みとなったSB→SBのサイド攻撃、アーノルドからのクロスをロバートソンが押しこみ勝ち越し、ゲーム終了間際には途中出場の新戦力ジョッタが追加点をあげ、リヴァプールが勝利しました。

 

アルテタ体制になってからのアーセナルは非常に組織的な戦いぶりで、今年は昨年の鬱憤をはらす躍進を期待しています。王者との一戦をみて、その差はまだ遠い印象でした。アーセナルがまだまだというわけではなく、リヴァプールのチームとしての完成度はプレミアリーグでも頭ひとつ抜けていると確信しました。

 

その理由は今年の補強にも表れています。WG、SBを中心とした強力なサイド攻撃は当然敵チームの警戒も年々強くなっているとみて、中央から新たな攻撃を生み出せるチアゴ・アルカンタラを補強しました。また、ケイタや南野も出場機会を増やしていることから中央エリアに新しい戦術オプションをクロップ監督は取り入れています。最前線の厚みを出すために獲得したジョッタも早速結果を出しました。

二連覇に向けてリヴァプールには過密日程の疲労という懸念はあるものの、戦術的な部分と選手のクオリティの部分では死角はないと見ています。

昨年同様、対抗チームの最有力と見ているマンチェスターシティに度重なる怪我人が出ていることも追い風となっています。

今年のプレミアリーグは圧倒的存在の横綱リヴァプールをどのチームが対抗していくかという構図で間違いありません。

ライバルチームの奮起が今年のプレミアリーグを面白くすると思います。

 

プロ野球現地観戦_初めて球場を訪れる人に向けて

スポーツの魅力に欠かせないのが臨場感です。

新型コロナの影響でプロ野球Jリーグもスタジアムへの入場人数が規制され、気軽に現地観戦できる環境ではない昨今のスポーツ界。

今後規制が緩和され気軽にプロ野球を観戦することができるようになった際には存分にその時間を楽しんでもらいたいです。

 

今年、私のプロ野球現地観戦数は0です…

東京ヤクルトスワローズのファンなので、毎年コンスタントに神宮球場に足を運んでおりましたが、「感染予防をしながら十分に注意して観戦する」という空気感に腰が重くなっています。

※この時期に現地観戦するにあたっては非常に重要なことです

 

プロ野球の現地観戦の魅力は非日常の空間とそこで味わう開放感だと思います。

神宮球場のある神宮外苑はご存知の方も多いと思いますが、閑静な地域で都心のど真ん中にありながら豊かな自然のある地域です。

神宮球場はそんな地域に位置する球場ながら、球場内に入ればそこは別世界。

鳴り物とサポーターの歓声(今は自粛中ですが)、ビール売り子のお姉さんの声や実際のプレーの音。

円状に囲われている建物の作りから音は反響し、臨場感を高めてくれます。

野球が好きだから試合を見て楽しむというのももちろんですが、球場に来てその雰囲気を楽しむだけでも訪れる価値があると思います。

球場でしか感じることができない感動というものがあると思います

日常的な景色とは違うその空間で味わう時間が私は大好きです。

 

プロ野球のホーム球場にはその球場独自の催しやグルメ、アートがあり球場にくる人々を楽しませてくれます。

私がアイキャッチ画像で利用している写真は楽天イーグルスのホーム球場である楽天生命パーク宮城の写真です。球場内に観覧車やメリーゴーランドがあり、メジャーリーグの球場のようにファンタスティックです!

楽天生命パークは球場内での商品購入はキャッシュレスとしており、その点でも先進的で効率的な経営をしていますよね。

 

私が初めて球場観戦をする人におすすめしたい球場は上述した楽天生命パークと阪神タイガースの本拠地である阪神甲子園球場です。

注目して欲しいのは両球場の特徴の違いです。

楽天生命パークは紹介したように球場内に観覧車やメリーゴーランドがある一昔前の野球場には考えられないようなアーティスティックな球場なのに対して、甲子園は逆です。

野球界の聖地と言われる甲子園は古き良き伝統とオーソドックスで無駄のない洗練された魅力があります。

甲子園球場の造形美やグラウンド整備を担当する「阪神園芸」のスタッフの職人芸は一件の価値ありです。(少しマニア向けかもしれません)

 

文字で伝えるのが難しいところですが、野球場は様々な魅力が詰まった場所です。

この時期に訪れるのは懸念があるかもしれませんが、今後外出がしやすくなった時期に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

いままで味わったことのない感動があなたを待っていると思います。

 

 

プロスポーツ選手の年収

プロ野球のオフシーズンに契約更改のニュースが報道され、〇〇選手の年棒がいくら…みたいなニュースを見たときに、世界が違うな…と感嘆します。

プロ野球のトッププレイヤーになると数億円の年棒が設定されていますが、会社員の生涯年収が2億〜3億と言われているのに対して、あまりにも桁違いな数字ですよね。

今更ですが、日本のメジャースポーツ(プロ野球Jリーグ)に所属する選手たちの年収について綴って参ります。

 

2020年プロ野球の平均年棒は過去最高となる4189万円でした。

下表はNPB12球団別の年棒総額ですが、楽天3位、広島4位という結果が近年の情勢を色濃く反映していますね。

楽天は石井GMが就任してからのマネジメント力が世間を驚かせており、大型移籍を複数成功させました。

広島は記憶に新しい2016年〜2018年のセリーグ優勝メンバーのコストが高くなった結果です。

リーグ単位で見ると、ソフトバンク楽天という多角的ビジネスを手掛けるオーナーがチーム経営に力を入れていることが分かり、パリーグの人気向上に大きな貢献をしているように思います。FAでパリーグ球団に移籍する選手が近年は増えていることから、選手たちもその魅力を感じているのかもしれませんね。

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2020年J1リーグの平均年俸は3446万円でした。

プロ野球界と1000万円も平均年棒に差がないことは意外でした。

しかし、個人別のランキングを見ると、一部の有名選手に年棒が引き上げられていることが分かります。

年俸ランキングのトップはイニエスタ選手(ヴィッセル神戸)の32億5000万円

続いてトーマス フェルマーレン選手(ヴィッセル神戸)の5億円。

世界的クラブであるバルセロナで活躍した両選手が圧倒的な高額年棒です。

ヴィッセル神戸は独自の経営路線で他クラブと違いを作り出していますね。

 

野球選手とサッカー選手を比較すると稼働年数でも野球選手が上回っています。

世界的にはサッカーの方がメジャースポーツですが、日本の野球人気は根強いため、報酬面では今後も野球>サッカーの図式は変わらないかもしれませんね。

 

どちらにせよ、大勢のファンの前でプレーできる経験とこの報酬というのは過酷な世界と知りながらも改めて夢がある仕事ですね。

 

FCバルセロナ_スペインサッカーの雄はどうなる?

FCバルセロナの20/21シーズン開幕が近づいてきました。

昨年はリーグ戦二位、チャンピオンズリーグでは準決勝敗退。

世界から注目を集めるこのチームからすると不完全燃焼のシーズンでした。

 

昨シーズンはとにかくチームというよりは内部組織が慌ただしいシーズンでした。

1年間に2回の監督交代と選手とフロントの確執問題。

新型コロナの影響によるリーグ戦中断もあり、実際にプレーする選手からすると

落ち着かない状況下でのシーズンだったと思います。

 

クーマン新監督が就任し、新シーズン開幕まで十分な準備期間もないまま

次に大きくピックアップされたのはこれまでのバルセロナを支えてきた主力選手たちの退団問題です。

既に退団が決まっている主力選手たちは以下の通りです。

スアレス(CF)→アトレチコマドリード

ラキティッチ(MF)→セビージャ

ビダル(MF)→インテル・ミラノ

セメド(DF)ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ

セメドを除いては3人とも年齢は30代を過ぎており、バルセロナが本格的に世代交代に舵をきってきたことが伺えますね。

残留する主力選手にもメッシ、ブスケッツ、ピケ、ジョルディアルバと30代を超える選手が複数いることを考慮すると、当然の選択かもしれません。

 

長年チームを支えてきたベテランがチームを去ったバルセロナですが、退団が噂されていたチームの顔のメッシは残留が決定。

モチベーションが気になるところですが、今期も主力として活躍することは間違い無いでしょう。

新シーズンのバルセロナで個人的に活躍が期待されるのは以下の二名です。

アントワーヌ・グリーズマン

フィリペ・コウチーニョ

 

昨シーズン鳴り物入りでチームに加入したグリーズマンは慣れないウイングポジションでの起用となり、本来の力を発揮できずにシーズンを終えました。

クーマン新監督はこれまでバルセロナが使用してきた伝統のフォーメーションである4−3−3ではなく、トップ下を配置する4−2−3−1を使用しています。

グリーズマンプレシーズンマッチでCF、トップ下で起用されており、新シーズンでも同一ポジションでの起用が予想されます。

彼の本来の持ち味は中央エリアでゴールゲッターの周りを衛星的に動き、チャンスメイクやフィニッシュに絡む動きができることです。

中央エリアでのプレー機会が増えれば彼本来の活躍が新シーズンは見れることが増えそうですね。

 

コウチーニョは三冠を達成したヨーロッパチャンピオン:バイエルンミュンヘンからのレンタルバックでバルセロナに戻ってきました。

こちらも大きな期待を寄せられてリヴァプールからバルセロナに移籍したものの適応に苦しんでおり、本来の力を出し切れていません。

昨シーズンのバルセロナの試合を見て感じたのは中盤の独創的なアイデアの少なさです。ラキティッチビダル、アルトゥールが退団した中盤はこれまでのバルセロナの中盤と比較すると頼りなく、ブスケッツ以外に軸となれる選手が求められます。

コウチーニョはウイング以外にもインサイドハーフで起用されることも想定されますので、リヴァプール時代のような自信に溢れた可憐なプレーを期待します。

 

開幕戦は久保建英の所属するビジャレアルが対戦相手ということもあり、

日本からの注目も大きくなりそうですね。

ファンが期待する強くて美しいバルセロナが見られるか?

このブログでも注目したいと思います。