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プレミアリーグプレーバック_リヴァプール対アーセナル_09/29

9月29日に行われたリヴァプールアーセナルの試合について綴ります。

結果はリヴァプール3−1アーセナルでした。

スターティングメンバーは以下の通り。

 

リヴァプール【ホーム】

GK:アリソン

DF:ファンダイク、ジョーゴメス、ロバートソン、アーノルド

MF:ファビーニョ、ケイタ、ワイナルドゥム

FW:マネ、フィルミーノ、サラー

 

アーセナル【アウェイ】

GK:レノ

DF:ティアニー、ダビド・ルイス、ホールディング

MF:ベジェリン、メイトランド・ナイルズ、ジャカ、エルネニー

FW:オーバメヤン、ラカゼット、ウィリアン

 

リーグ開幕前のコミュニティシールドではPK戦の末アーセナルが勝利を収めました。

リーグ戦序盤で早速の再戦となった両チームは共に開幕連勝同士の対決となります。

予想通り、リヴァプールがボールを保持し、アーセナルが自陣に引き込む形となりました。リヴァプールは得意のサイド攻撃とロングボールを利用したダイナミックな展開でアーセナルを揺さぶり、終始場を支配します。

アーセナルも防戦一方というわけではなく、機をみてカウンターをしかけます。

前半25分ロバートソンのミスもあり、ラカゼットのゴールでアーセナルが先制。

しかし、リヴァプールも前半34分主攻サラーの突破から最後はマネが押し込んですぐさま同点とします。さらにその6分後にはリヴァプールではお馴染みとなったSB→SBのサイド攻撃、アーノルドからのクロスをロバートソンが押しこみ勝ち越し、ゲーム終了間際には途中出場の新戦力ジョッタが追加点をあげ、リヴァプールが勝利しました。

 

アルテタ体制になってからのアーセナルは非常に組織的な戦いぶりで、今年は昨年の鬱憤をはらす躍進を期待しています。王者との一戦をみて、その差はまだ遠い印象でした。アーセナルがまだまだというわけではなく、リヴァプールのチームとしての完成度はプレミアリーグでも頭ひとつ抜けていると確信しました。

 

その理由は今年の補強にも表れています。WG、SBを中心とした強力なサイド攻撃は当然敵チームの警戒も年々強くなっているとみて、中央から新たな攻撃を生み出せるチアゴ・アルカンタラを補強しました。また、ケイタや南野も出場機会を増やしていることから中央エリアに新しい戦術オプションをクロップ監督は取り入れています。最前線の厚みを出すために獲得したジョッタも早速結果を出しました。

二連覇に向けてリヴァプールには過密日程の疲労という懸念はあるものの、戦術的な部分と選手のクオリティの部分では死角はないと見ています。

昨年同様、対抗チームの最有力と見ているマンチェスターシティに度重なる怪我人が出ていることも追い風となっています。

今年のプレミアリーグは圧倒的存在の横綱リヴァプールをどのチームが対抗していくかという構図で間違いありません。

ライバルチームの奮起が今年のプレミアリーグを面白くすると思います。