甲子園_野球界の聖地について
夏の風物詩として知られる甲子園ですが、2020年は新型コロナの影響からその存在が薄い印象なってしまいました。
エアコンの聞いた午前中にモニターの前でゆったりしながら大会を観戦する夏のルーティンは残念ながらこの夏には訪れませんでした。
阪神タイガースがホーム球場として利用することもあり存在自体は認識していますが、やはり夏の甲子園といえば「全国高等学校野球選手権大会」ですよね。
2020年夏の全国大会は交流試合という形式で各高校1試合という形式的な大会となり、多くの球児がやりきれない思いで迎えた夏の大会となったと思います。
特に3年生は高校生活最後の大会ということもあり、悔やまれる1年だったことでしょう…
高校野球生活の集大成として大会に望む人…
プロや大学といった次のステップを志し、自己アピールに熱意を燃やす人…
高校野球界一の称号をかけて覇を競い合いたかった人…
多くの球児が様々な想いを抱いて夏の甲子園を目指す予定でした。
例年、夏の甲子園で躍動する球児の表情を見ていると選手一人ひとりの想いの強さというものが画面越しでも伝わってきます。
幼い頃には大人びて見えカッコいい球児の姿に憧れを抱き、
大人になってからは力の限りを尽くさんとするその姿に感動します。
甲子園はいつ見ても、遠くて神聖な存在にうつります。
高校野球の全国部員数は令和2年時点で14万人近くいます。
http://www.jhbf.or.jp/data/statistical/index_koushiki.html(部員数統計)
それだけ多くの球児たちが目指す甲子園とはどれだけ尊いものなのか…
甲子園で優勝するための地方大会からの道のりを考えたら気が遠くなります。
地方大会までに経験する日々の練習量・時間を考えるとなお一層。
長く険しい道のりだからこそ、甲子園大会というイベントが人に与える感動は大きいものになるのかもしれません。
「野球はよくわからないけど甲子園は好き」という方は沢山いると思います。
そういう方は「野球」を見たいのではなく、高校球児たちの想いのこもったプレイに感動を覚えるから甲子園に惹かれるのかもしれませんね。
高校球児を含めてアスリートが羨ましい!と感じるのはその人たちの存在が
誰かに感動を届けられる立場だから私はそのような感情を抱きます。
でも、立場が違うだけで皆が誰かに感動を届けられる存在であることは理解しているつもりです。
あとはそのための行動ができるか…このブログが自戒になってしまいますが常に自分に言い聞かせながら生きていきたいです。
来年は新型コロナの不安が晴れて、皆が期待する甲子園大会が夏に開催されることを祈っております。
最後にプロスポーツ関係なくて申し訳ありません。